今日は、「昭和」の日

4月29日(祝)は、昭和の日です。

 

政府広報によれば、

昭和の日の趣旨は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」趣旨とのこと。

(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202112/3.html)

 

あれ、昔、別の祝日だったような?

 

そう、4月29日は、変遷があって、いろいろな名称で祝日となっていたのです。

 

まず、祝日は、「国民の祝日に関する法律」(以下「祝日法」といいます。)により定められています。

 

祝日法の第1条では、自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名付けるとしています。

一人ひとりの国民が、祝日の意義を考え、平常の勤務を離れて、それにふさわしい一日を過ごすことができるようにするためと説明されています。

 

どうですか、皆さん?祝日にこぞって祝い、感謝し、記念しています?

「自由と平和を求めて」は、まだしも、「美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるため」に祝っていますか???

 

この祝日法は、国会で審議され、衆議院参議院の議員さんの決議により、採決されたうえで、法律になりました。

 

国民の意識とちょっとズレが生じているような???感じしませんか。

 

そんなことを思いつつ、

 

1.天長祭

日本では、8世紀から「天長節」として天皇の誕生日をお祝いする風習がありました。

 

2.年中祭日祝日の休暇日ヲ定ム

明治時代に現在の祝日法にあたる「年中祭日祝日の休暇日ヲ定ム」が制定され、明治天皇の誕生日にあたる11月3日が天長祭として、国民の休日として制定されました。

 

3.祝日法

以降、天皇が変わるたびに天皇の誕生日が国民の祝日となり、

祝日法制定時に、昭和天皇の誕生日である4月29日が国民の休日になりました。

 

4.みどりの日

昭和天皇崩御してからは、平日に戻すことが通例でしたが、4月29日は、GWの初日??ということで、何とか休日にするよう機運が高まり、昭和天皇が愛した植物(緑)に由来した「みどりの日」として制定されました。

 

ちなみに、みどりの日の趣旨は、「自然いしたしみと共にその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐぐむ」趣旨だそうです。

 

みどりの日」に愛着のあった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

5.昭和の日

ただ、「みどりの日」は、5月4日にお引越しすることになり、4月29日の祝日の別の名称が必要?になりました。

そこで、昭和天皇の誕生日であることを由来して、「昭和の日」と制定されたのです。

 

まぁ、祝日の名称など気にされない方も多いかと思いますが、国会議員の方が一生懸命審議したうえで、制定されたものですから、深~い意味があるんですね。

 

政府広報では、

昭和の日について

「今日の日本は、このような時代の礎の上に築かれたものであり、昭和の時代を顧み、歴史的教訓を酌み取ることによって、平和国家、日本のあり方に思いをいたし、未来への指針を学び取ることは、我が国の将来にとって極めて意義深いこと」

としています。

 

私には、上記政府広報の説明が、4月29日を「昭和の日」として休日にするための口実のようにしか思えません。

それでも、今日だけは、昭和の時代に思いをはせ(平成生まれ・令和生まれの方は、昭和の時代を顧みることって難しいかもしれませんが、)、平和を考えてみたいと思います。

 

最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

参考:

暦生活 

https://www.543life.com/koyomi/post20200429.html

SKYWORDプラス

昭和の日とは?意味や由来、みどりの日との関係などを紹介 | SKYWARD+ スカイワードプラス

政府広報オンライン

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202112/3.html